n回目の人生

フィクションを交えながら日記を書きます。

GOTOなんちゃらは全部ややこしい。なんでこんなにややこしいか、カーストの底辺にいる人間として考えをはせてみると、たぶん、政治家の先生たちがそれぞれのお抱えの企業の利権のことを考えてばかりいて、実際に必要な仕組みや現状なんてナニ一個わかってない(というか、見てないんだろう)。

 

そりゃな、体裁って面で言えば、「飲食店のためにクーポン券を発券して政府がいくらか持ちますから、プレミアム付きです」みたいなね、そんなこと書いてあったら、内情を知らない一般勢は『飲食店だけ優遇されててずるい』って気持ちになるのは不思議じゃない。私だって、あれこれ代理で申請したり調べたりレクチャーするのにあらましを知らなかったら同じ気持ちになるさ。

 

が、しかしだ、このGOTOキャンペーン。実にいびつで、ややこしく分かりづらい仕組みになっている。

おまけに、GOTOトラベルで旅行者に付与される「地域共通クーポン」を店で使ってもらうためには、「GOTOイートキャンペーンに参加して、ネットで予約を受け付けられるグルメサイト等に登録していること」が条件だ。

ここでややこしいのがGOTOイートキャンペーンな。北海道は北海道のGOTOイート事業があり、青森は青森、宮城は宮城、、、と、それぞれの事業事務局が別途であり、それぞれのクーポンを使うためには、それぞれの事務局にそれぞれ別途申込みが必要だってこと。

なので、地域共通クーポンの取り扱い店になりたいばかりに、GOTOイート事業に登録するはめになると、あまたあるグルメサイトなどを経由することになる。そして、そこのサイトの管理画面では「GOTOイート事業者申込み」という表現がされているし、GOTOトラベルの管理画面を見ても「GOTOイート事業申請済み」になるんよね。

で、だ。じゃあここまでやらせるならそれぞれの地域のGOTOイート事業の事業者として自動で登録させればええやん、ていうか、普通そう思うだろ…みたいなね。それぞれ別途申込みがいるとは盲点…

 

てとこで、続きは明日。