n回目の人生

フィクションを交えながら日記を書きます。

トランスジェンダーと性的指向は別物。

某フリーペーパーのコラムでちょっと気になる記述があって、メモしとこうと思いつつ仕事してたらこんな時間だ。どうせこのブログはほぼ誰も見ていないので、公開メモに近い。本気で触ればID表示も消せる。いずれwordpressに移行するんだろうけど、まあ、どういうわけか今年はアウトプット欲があるので場所は確保しておきたい。

知らない仲じゃないから直接ツッコミを入れればいいんだけど、微妙な問題というか、ただのうるさ方になりたかないし、圧倒的多数の人にとってはどうでもいいことだ。

しかし、ある少ない人達にとっては、多分大事なこと。

ある歌手がかつて同性愛者だとカミングアウトした件について、その人をドランスジェンダーだと言及している部分がどうしても気になってしまう。確かに、その人はFTMもしくはFTXかもしれないが、ざっと調べた感じだと、単に同性愛者だとカミングアウトしているだけって感じ。

一般多数にとっては、生物学的な性と心の性が一致していて、かつ、性的指向と恋愛指向も対異性ということがメジャーなので、深く考えるトピックではないから仕方がないんだけども、自分が男であるか女であるかと納得することと、心が惹かれる相手と、欲望が惹かれる相手は、これまた別個であるケースがある。

なので、件のアーティストは、自分は生物学的に女だし、それに納得しているが、恋愛対象として好きになるのも、性的対象として好きになるのも同性である女の人である、という感じなんじゃないかと…。

件のフリーペーパーのコラムの本質はそこにはないので、些細なことかとは思うのだけれども、まあそりゃ当事者だってわけわからんと思いながら自分に付き合ってる人も多々なわけだから、一般多数に生まれた人にとっては、なおさらわけがわからないはずである。

 

--追記

しかし、そのあたりは本当に難しい。安易にカテゴライズも出来やしないし、生きてるうちに新しい扉がパカーンと開くこともある。私の遠い知り合いは、アラ還にして新しい扉が開いちゃった人もいる。