n回目の人生

フィクションを交えながら日記を書きます。

德永英明について

別に隠しても無いんだけど、徳永英明の古参ファンです。カバーで爆発的に2度めのヒットを叩き出したわけですけど、むしろオリジナルアルバムが好きな古参です。特に、徳永英明自身が苦悩していたと思われる90年~97年くらいの楽曲が、ちょうど中二病にかかっていた、、、もとい、思春期だった自分にぶっ刺さっていたわけです。

youtubeミュージックを流し聞きしていると、時折徳永英明が絡んできます。

 そんなわけで、改めて振り返ってみたら、意外と長いスパンで好きな曲があるぞと。誰の得にもならず、ただ単純に自分の思いつきだけなんですけど、それぞれのアルバムと好きな曲についてかんたんなレビューをしてみたいと思いました。

途中で飽きるかもしれません。いや、飽きるでしょう。仕事の合間なので許してくれ。

BIRDS

表題曲のBIRDSが切なくて好きですね。

さよならするために出逢ってゆくのなら
どうして誰も皆あんなに愛し合うの

演歌ですやん。

JUSTICE

NEWSも好きなんですけど、どちらかと言えば「MYKONOS」の軽い感じが好きですね。この頃の徳永英明ギリシアにハマっていたようで、まあ、なんせバブル期ですからあっちゃこっちゃで撮影が出来たわけですね。

海沿いのカフェ 波打ち際のテーブルで恋人たちが
ワイングラスを透かして見てる
Mykonosに夜が訪れるよ

井上陽水イズムを感じます。というのも、徳永英明自身最初に影響を受けた曲が井上陽水の「傘がない」ですからね。どこかでぶつけてみたかったんじゃないでしょうか。

このアルバムには他に好きな曲がいくつか入っていて、

想い出にかわるまで

想い出にかわるまで 歩きたい今夜は
ふりむいた街角に 悲しみを捨てて
想い出にかわるまで この胸のどこかで
まぶしげなその素顔を 抱きしめていたい

このサビの部分が秀逸なんですね。

JUSTICE

失うことが 失うことが
明日を生きるなら
涙ほどいて 風を頼れば 何かに出会うだろう

今読むと中二病っぽいですけどね。

REALIZE

発売年が前後するのは、好きな楽曲が多いのになぜか私の中で影が薄いアルバムだからだね。。。たしか、LIVEを収録したアルバムだったかDVDでしこたま聞いていて、本アルバム自体はあまり馴染みがないんだよね。

  • 君の青
    いま夢なら覚めないで…。LIVEで盛り上がるんだよねえ。
  • ラバーズ
    ただひたすら気持ちいい。
  • 恋人
    私が歌うと演歌になるけどねえ。世界観は演歌だよね。
  • コバルトに消えたブルー
    長渕剛のJEEPとも通じるんだけど、夜明けに車で聴きたいし、聴いてると札幌あたりまでぶいーーーっと走ってしまいそう。
  • MYSELF~風になりたい~
    思春期だったので(;´∀`)
  • 最後の言い訳
    これはいまでもカラオケで歌いますねえ。別れ際の恋人たちの歌なんだけど、おとなになって経験積んでからのほうが歌いながらシンドイわw

Revolution

  • REVOLUTION
    軽やかで歌謡曲~~~~って感じの曲。LIVEで聞くとかっこいいですけども、まあ、なんちゅーか、90年代ッって感じのアレンジ。私は好きだけどな。
    ”風が吹いてきたよ 君の胸の中へ 愛が溢れ出して もっともっともっと抱いて”って書くとエロい歌詞になるが、全体を通して自己実現みたいな歌詞なのでアシカラズ。

  • 卒業シーズンや結婚にいい曲だ。
  • Wednesdaymoon
    90年代の歌謡曲で、アップテンポ。PVが90年代だよ…。アップテンポといってもスローなんだよな。気持ちよく歌える曲だけど、思ってるよりマイナー。
  • 負けるな
    これもLIVEで盛り上がるし、歌いやすいけどマイナーすぎて。
  • BOXER
    ”小さな町のBOXER 次の試合に勝てばテレビ局の番組が君を取り上げるって…”強烈な皮肉を歌ってる。小さな町の秀才だった自分の当時の心情にかぶるよね。ま、私には更に上の人がいたのであくまでも心情だけ。

どうしようもないくらい

挫折の繰り返しだった中学時代。だいたいずっと片想いだったしねえ、運動も努力もしてみたけど強くはなったケド、上手くはならんし、勉強も上がいたしね。

今を生きようと 弱音も吐かずに
誰にも負けぬと 涙も見せずに
でも どうしょうもないくらい
どうしょうもないくらい

恋に破れた夜も
強がる事しか 出来ないでいるとは

世間の流れを 恨んだところで
自分の愚かさ さらけ出すだけさ
もう どうしょうもないくらい
どうしょうもないくらい

あやまりたい夜も
嘘つくことしか 出来ないでいるとは

瞳を閉じれば 幸せが見える
なのに脅えてる 何故に抜け出せず
もう どうしょうもないくらい
どうしょうもないくらい

情けない声でも
叫んでみるさ 殻を引き裂いて
叫んでみるさ 殻を引き裂いて
叫んでみるさ 殻を引き裂いて

OH...素直になれない夜も...
OH...

 Nostalgia

で、Nostalgiaです。このアルバムをひっさげたツアーで、徳永英明自身はめちゃめちゃ落ち込むことがたくさんあったり、声帯ポリープになったのもこの頃で、バンドのメンバー盟友・庄司が病に倒れ亡くなったのもこの頃。結婚や子供の誕生もこの頃か。だもんで、全体的にくっそ暗いんですが、私は徳永英明のアルバムの中では「Nostalgia」が一番好きなのだ。

一番最初に買ったアルバムだというのもあるし、絞り出すような歌詞と曲が多く、徳永芯の部分を感じるような気がするからだ。とは言え、本人的には一番つらい時の記憶が入った作品だろうし、そのせいかあまり語られることはないよね。

過ちの夏

ほんとに夏に歌うのが聴くのがピッタリの曲。

街の灯りに静かな夜が
見慣れたやすらぎ迎えた空で
二度と会えない切なさだけが
笑顔に隠れて思い出になる

あの夏の日々は
現実の生活で
空白のページになっていく
なってゆく・・・

ひと夏の不倫(禁断の恋)の曲なんでしょうかね?女性目線で作詞ということになってますけど、そういう女性を見つめる男の歌ですよね。これ。カラオケのオハコなんだけど、マイナーすぎて歌うと引かれるので。

Navigation

カッコつけて髪をかきあげて
俺のポリシーじゃないと吐き捨て
時の流れ軽蔑したまま
俺はもう30になった
無様な生き方したくないからと
言ってることはわかるけど…

なんか、、すみません。。。

Money

One More Night
弾けたあとの痛みも忘れ人はAh
欲という名の酒で
酔い潰されて街は揺れる
ダイヤモンド焼けた指にはめたヤツが笑う

 バブル経済を皮肉った歌ですね。

僕のそばに

くっそバラードなんですけど、気弱すぎる男心を歌った曲で、まあ、ドMと称される私にもよく分かる心情。

最後の一節が曲調もよす。

胸の鼓動だけが
時を刻んでゆく
不器用すぎるけど
いつも見つめてる
もしも寂しいなら僕のそばにおいで
君を抱き寄せるくらいしか
出来ないけど

やっぱり演歌。どこまでいっても演歌な世界の徳永英明九州男児ゆえなのか。

魂の願い

私の中では「これぞ徳永英明」。いじめられっ子だった時にMステでたまたま熱唱していた德永英明をみて、心底救われた瞬間があったのでした。そもそもこの歌がテレビでオンエアされることはメッチャ稀なのでね。

人には言えないこともあり
眠れない夜を
死にものぐるいで超えた男もいりゃ
裏切りに絶望の淵を
渡り歩いた女もいて

もう一度あの頃の自分に
帰ること出来るならと
いつまであなたは泣いてるの
愛した街に愛した人愛してくれる人がいる
一人の背中だけで重い明日なら
抱え込まないで

 

www.youtube.com

たぶんこの音源だと思うんだよなー。見たやつ。

 

 あーこの頃の曲は好きなの多すぎ。時間切れや!40分ぐらいで3200文字。