n回目の人生

フィクションを交えながら日記を書きます。

所有と対等は並列するか

松山ケンイチの「嫁」発言で騒いでいるのをみて、勢いづけになんか書こうかなと思ったんだけど、途中でめんどくさくなって止めた。

 基本、夫と嫁だろーが、夫と夫だろーが、嫁と嫁だろーと、真の意味では対等であるべきだし、対等であったほうがいいよね。お互いに尊敬していたいし、伸ばし合っていきたいし、足りないところは補い合ってカバーして、2人で一つの真円に近づいていけるといいよね、と思います。

占い仕事をしている時にも、相談者さんによく言うのだけど、心も考えも1個だけじゃないので、「○○でありながら、▲▲」という状態も普通で一般的だよ、と考えています。なので、不倫や浮気というのは、まあ、大事な相手を傷つけることになるので、良くはない、といいつつも、仕方のない心の動きでもあるわけです。

閑話休題

パートナーや配偶者、恋人との関係は対等で互いの尊敬の上に成り立たせていきたいよね!と思いつつも、一方で「お前は俺のものだ」「俺はお前のものだ」という所有を主張すること、所有されていることを自覚することにも、甘ったるい疼きも心に感じるわけですよ。まあ、俗に言う胸キュンですわな。

ヤキモチを焼かれるのも、嫉妬されるのも、私の行動を邪魔しないところまでなら、全然大歓迎だし、自分が独占欲が強い人間なのか?と反芻すると、はて?独占欲が強いというのは、どの程度のことをいうのだらうか?と疑問が深くなる。

齢40にして惑わずというのは、過去の話であって、齢40にしても自分の心の動きさえよくわかっていないわけで。

 

考えても仕方のないことは考えても。